ハウスダストとはどういうもの？
ハウスダストは、衣類などの繊維クズ、ダニの死がい・フン、ペットの毛、花粉、タバコの煙、カビ・細菌などさまざまで、ホコリの中でも肉眼では見えにくいものをハウスダストと言います。ハウスダストは空気中に舞い上がりやすく、体内に入るとアレルギー症状やぜんそく等を引き起こす原因になることもあります。小さなお子さまのいるご家庭は気になりますよね。
ハウスダストはどこからやってくる？
ハウスダストはさまざまなところから生まれます。室内で発生するホコリは、衣類やふとんなどから発生する綿ボコリが大半ですが、外から入ってくる土ボコリや排気ガスなどもハウスダストの発生源になります。
ハウスダストの種類と大きさ
ハウスダストは、衣類などの繊維クズ、ダニの死がい・フン、ペットの毛、花粉、タバコの煙、カビ・細菌などさまざまで、ホコリの中でも肉眼では見えにくいものをハウスダストと言います。ハウスダストは空気中に舞い上がりやすく、体内に入るとアレルギー症状やぜんそく等を引き起こす原因になることもあります。小さなお子さまのいるご家庭は気になりますよね。
ハウスダストの中にはダニ・カビ・菌がいっぱい！
平均的な一般家庭のホコリ（ハウスダスト）を調べてみると、1gの中にダニ約2,000匹、カビ約3万個、細菌約800万個（※1）が検出されました。
※1・調査した一般家庭のホコリの年間平均値です。・季節によって変動します。・家庭によって数値は異なります。（ダスキン調べ）
〜栄養〜
食品や食べこぼしだけでなく、人間のフケ、アカ、汗などもダニの栄養源です。
〜水分〜
湿度が高いほど増えます。ダニは水分を餌から摂るだけでなく、体表から空気中の水分も摂取しています。
〜温度〜
ダニは、20～30℃の温度を好みます。
〜空気〜
ダニは空気（酸素）がなければ生きていけません。ですから、洗濯はダニの死滅に効果があります。また、空気を抜くとともに、脱酸素剤なども使用したふとん圧縮袋などもダニ増殖防止に効果があると考えられます。
ダニが発生する時期
ダニは家中のいたるところに存在し、温度、湿度の高い場所を好みます。梅雨から夏にかけて一気に増えるとフンも増えます。寿命は2～3ヵ月なので秋になると死がいやフンでいっぱいに…。現代の住宅は一年を通してダニにとっては最適な環境になっており、ダニの数も増加しています。
4人家族・集合住宅にお住まいのお宅を、床種類別に掃除機でサンプリングし、ダニ数を測定（ダスキン調べ）
